<第1日目>
・ディフェンスのポジション確認
→ 今回は自分の相手(マイマン(my man)という)がボールを持っているときといないときの2つに分ける
→ ボールを持っているときは手が届くくらいの距離(one armという)で守る
→ ボールを持っていないときは、ボールと自分の相手の両方が同時に視野に入る位置をとる。少しマイマンを離し、ボール寄りに位置をとる。
・スクリーンへの対応
スクリーンへの対処の仕方は4種類ある。
1. switchする
2. switchしない
(1)slide:一番後ろを通る
(2)slide through:間を通る
(3)fight over:一番前を通る
・アウトサイドでのモーション・オフェンス
モーション・オフェンスのための基本プレイとして
(1)give & go:passするときの足を使って、ボール側をカット。pass & run。サッカーの1-2。
(2)pass & away:passしたら、反対側へ。position changeする。
1日目の練習の様子その1(集合写真)
1日目の練習の様子その2(練習風景)
<2日目>(予定)
・前回の復習
・スクリーンのかけ方
今回は、スクリーナー(スクリーンをかける人)とユーザー(スクリーンを使う人)に分けて考える,また、それぞれ「かけるまで」と「かけた後」に分けて考える
1.スクリーナー
<かけるまで>
(1)サインを出す
(2)目が合ってから動き出す。
(3)ユーザーが押し込むであろう位置の方に向かって動いてセット
(4)構えは胸,または下に手を構える(前に出さない)。膝を曲げて、ディフェンスがぶつかったときに備える。
(5)背中はユーザーを行かせたい方向
(6)一度セットしたら原則として動かない
<かけた後>
(1)switchされたら、ユーザーがgoal cutまたはball cutをして、自分はroll offする
(2)slideまたはslide throughされたら、turnして、ユーザーのpop backを助ける
(3)fight overされたら、ユーザーがreverse cutしやすいように、turnする
2.ユーザー
スクリーンがうまく行くかどうかは90%ユーザーの責任
<かけるまで>
(1)サインに反応する(うなずくなど)
(2)押し込む(back screenの場合は、2歩まで)
(3)ブラッシング(brashing)する
(4)スクリーナー→マイマン→ユアマン→ボール、の順に見る
<かけた後>
(1)switchに対しては、goal cutまたはball cutをして、スクリーナーのroll offのスペースを作る
(2)slideまたはslide throughに対しては、pop backする
(3)fight overに対しては、reverse cutをする
→実際には、ボールに向かってディフェンスを動かして、スクリーナーがターンする時間・空間を作ってからリバースする
<3日目>
・これまでの簡単な復習
・outsideの3 on 3での、back screenの練習(きまりごとは上記「スクリーンのかけ方」と原則同じ。違うのは2(2)のユーザーの押し込む動きが2歩までのところだけ)
・簡単な5人でのモーションオフェンス
トップ、両45度、ハイポスト、ローポストの5ヶ所にポジショニングする「1-3-1セット」を原則とする。プレイの始まりはトップが45度にパスしたところから始めるが、できるだけローポストがいない側の45度に出すこととする。以下の3つのプレイを今日の原則的な動きとする。
- トップがgive & go をする。
- トップが45度のパスした後、逆の45度がトップにback screenをかける。
- ローポストがハイポストにバックスクリーンをかける。この時できれば、トップとボールを持っていない45度はposition
changeをする。
<4日目>
・これまでの簡単な復習
・ややヴァリエーションの多いモーションオフェンス
前回のmotion offenceのきまりの2と3にヴァリエーションを加えたものを今日のきまりとする。
- トップがgive & go をする。
- トップが45度のパスした後、逆の45度がトップにback screenをかける可、トップが逆の45度にdown
screenをかける。
- ローポストがハイポストにバックスクリーンをかけるか、ハイポストがローポストにダウンスクリーンをかける。この時できれば、トップとボールを持っていない45度はposition
changeをする。